Ruban Rose とは
一人で病気と闘う人を、少しでも応援。
Ruban Rose の名称は、フランス語で「ピンクリボン」という意味です。
私たちは日々の生活にアロマテラピーやハーブを取り入れることで、自らの自然治癒力を最大限に発揮して、前向きに人生を歩むことを目標にした、乳がんの患者会です。「一人で病気と闘っている人を、少しでも応援したい」をテーマに、アロマテラピーやハーブを利用したセルフケアの方法を紹介し、仲間づくりを応援しています。
「アロマテラピー」という香りを使った手法は、乳がんになった方にとって、とても良い支えになります。
それは、植物精油の香りで辛い心身の症状を癒すだけでなく、自分らしさへの気づきを得られるためです。心地よい香りを嗅ぐと人はリッラクスできるので、抑えていた自分の気持ちに向き合いやすい状態が生じ、これまで抑えてきた自分の「これは好き」「これは嫌い」という感情を素直に感じられ、人目を気にすることなく「私はこの香りが好き」と発言できるようになります。
さらに、自分の「好き」を「Ruban Rose」の仲間と分かち合うことによって、“自分には好きなものがある、私はそれを選んでも良いのだ”という自信が芽生え始めます。この体験の積み重ねが、香り以外のことも「好き」と言える自分、自主的に病と向き合って望む病院や治療法を決断できる自分になることに繋がっていきます。
また、私たちは乳がんになる方を1人でも減らすため、アロマテラピーを取り入れた乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝える普及啓蒙活動に取り組んでいます。
アロマ石鹸を用いた自己触診法を “アロマの香りに癒されながら、自分をいたわる心地よい時間”として提案、日々の身体の変化に気をつけながら、健康に生活できるようにサポートしています。
創設者・飯田 智子
2003年、大学病院に看護婦として勤務していた時、乳がんと告知されて手術を受ける。
その後、乳がんの仲間と共に、乳がん患者をサポートする活動を開始。
放射線治療中のほてりを緩和する保冷ブラジャー「パルフェ」の考案・制作や、乳がん患者会「Ruban Rose」でアロマテラピーやハーブを使った「素敵にアロマテラピー」の講演会やがん教育など、多くの活動を行っている。
・Run for the Cure Foundation 発刊「PiNK」より、抱いている想い(リンク)
手作りアロマ石けんでマンマチェック
Ruban Rose では、アロマ石けん作りを通して「これが好き」といった自分らしさへの気づきを与え、その石けんの香りによるリラックス効果やすべりを活用した お風呂で行う自己触診法 を、“自分をいたわる心地よい時間”として提案しています。
この取り組みの普及により、乳がんの早期発見や予防につながることを願っています。